7月, 2016年
外壁塗装よくあるトラブル
トラブル事例1
【請求書と見積もりの金額が違う!】
「工事中に現場の職人さんから「ここはだいぶ傷んでいるので直したほうがいいですね」とご指摘をいただいて、その時は気軽に「ではお願いします」答えておりました。後日請求書に見積もりにはなかった項目・金額が記載されていてびっくり。電話をしたところ、言った言わないの押し問答になって、結局見積額より10万以上の金額を支払いました。」
弊社でも工事をする中で壁が思った以上に傷んでいたり、脆くなっている箇所が見つかるケースがあります。その場合は施主の方に立ち会っていただき、説明をしたうえでコストや納期、メリットデメリットなど、あらかじめお伝えしたうえで施行します。もちろんお見積もりも再提出し、書面に残した上で施行していきますのでご安心ください。
スケジュールや納期について事前に説明をしますが、天気なので順延した場合なども都度ご報告ご相談させていただきます。
トラブル事例2
【お隣さんとのトラブル】
「お隣さんから養生がきちんとされておらず、元気が塗料が壁についてしまいお隣さんからクレームが来ました。その件以降も臭いが気になる。狭い道に車を止めて通行の邪魔になるなど、何かと近隣の方に迷惑をかけることに。。」
えがみ塗装では、施工前に施主の方だけでなく近隣の方にも挨拶に伺います。気になる点があったらいつでも声をかけて頂きたい旨をお伝えします。その際も社用車は近隣の方の迷惑にならない場所に駐車をします。もちろん工事完了後は移動させたものをもとに戻してきたときよりもきれいにして帰ります。
堅実丁寧な仕事をすることももちろん重要ですが、事前の説明や挨拶やマナーも重要です。弊社では徹底して教育をしております。
屋根の塗装について
外壁の塗装をする時によく聞かれるのが、「屋根の塗装」についてです。もし、ご予算に見合うようであれば屋根も同時に塗装していただくことをお勧めしています。
■外壁と比べて劣化が早い屋根の塗装。
外壁と比較すると屋根は、紫外線や砂・埃・雨・時には雪、過酷な環境に常にさらされ、家の中でも最も傷みやすい場所であるといわれています。外壁で10年の耐用年数のある塗料でも、7年程の耐用年数になるといわれています。
■屋根に大事な機能はやはり防水性と断熱性
過酷な環境で家を守ってくれる屋根ですが、塗料が劣化すると防水性が損なわれたり、ひび割れなどが起こり中に雨水が浸入してきます。雨水が浸入してきた時は屋根にかなりの劣化があると考えても良いでしょう。しかも外壁と違い屋根の痛み具合はなかなか確認することができません。そのような理由からえがみ塗装では最低でも10年に一度は定期的な点検をおすすめしています。
■暑い夏を和らげる遮熱塗料
また夏は涼しく冬は暖か快適に過ごすために、屋根の断熱・遮熱機能はとても重要です。特に現在のような暑い夏の場合、屋根で暖められた空気は家全体に影響を及ぼします。1階は涼しいのに、2階は暑過ぎるということはありませんか?
その場合は遮熱塗料をご検討されてもいいかもしれません。
最近では塗料も進化していますので、遮熱効果に優れた塗料が各社から発売されています。
夏快適に過ごせる塗料は?
7月に入りいよいよ夏本番。
久留米地方でも連日30度超えと夏真っ盛りですね。
室内の温度が上がりクーラーも効き難くなったりしませんか?
熱中症のリスクもある季節、室内は少しでも涼しくしたいですよね。
■暑さを軽減!遮熱塗料
屋根や屋上・室内、外壁の温度上昇を抑える遮熱塗料(外断熱工法)というものがあります。
夏は室内の暑さを軽減し、冬は断熱効果で暖かく過ごせる為、光熱費の削減にもつながる高機能の塗料です。
■遮熱塗装の効果は?
暑さを抑えるには屋根の遮熱塗装(外断熱工法)が効果的だと言われています。
ある塗装メーカーの実験によると、日中45度だった屋根の温度が約10度以上下がったとのデータもあるようです。エアコンの設定温度も緩和できるため省エネや光熱費の削減にもつながります。
■屋根に塗るのが効果的?
一般的に、日光の直接当たる屋上や屋根に断熱機能を施すことで気温を調整する方法が最も有効であると言われています。屋根・屋上からの熱は家全体に影響を及ぼしますので、そちらの塗装もご検討されてみてください。
もちろん外壁も有効ですが、その場合も照りつけの強い箇所を優先的に施工されるのをお勧めします。
■下塗り上塗り、ダブルで遮熱!
塗装には下塗りと上塗りの工程がありますが、遮熱塗料の施工には、その2工程それぞれに遮熱塗料を使用します。
下塗りには遮熱効果のあるもの、上塗りには赤外線を透過させ熱を溜め込ませないものなどの塗料があるようです。
外壁塗装に使われる塗料の種類について
塗料にはどんなものがあるのでしょうか?
下記に代表的なものを記しました。
■種類と耐用年数
・アクリル系塗料(耐用年数 約3年)
・ウレタン系塗料(耐用年数 約6年)
・シリコン型塗料(耐用年数 約8年)
・フッ素系塗料 (耐用年数 約10年)
・光触媒塗料 (耐用年数 約10年)
※上記耐用年数は参考年数です。同じ系統の塗料でも種類やメーカーの違いによって、耐用年数に違いがあります。
■材料(塗料)代の目安
材料の大まかな価格順は下記の通りです。
(安価) アクリル系<ウレタン系<シリコン系<フッ素系<光触媒 (高価)
■塗料の違い
大まかな違いは、耐用年数です。
アクリル系塗料は塗料の中でも安価な分耐用年数が短めで、フッ素系塗料や光触媒塗料は高価ですが、その分耐用年数が長めです。
なお、耐用年数が同じ位なフッ素系塗料と光触媒塗料ですが、光触媒の方が高価なのは塗装後の壁が汚れにくいという特性があるからです。
アクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系塗料の塗装後の汚れ具合は同じ位ですが、光触媒は塗料に添加されている『酸化チタン』の働きによって菌や汚れを分解し、雨などで洗い流す事により塗装後も汚れにくくなっています。
※『酸化チタン』は日本や米国で食品添加物として認定されており、食品・化粧品等の身近なものに幅広く使われています。